水木プロ様より一般版権許諾をいただき、最初の五ヶ月は当日版権モノを

リニュウアルして販売してきました。

そして、6アイテム目となる新作を何にしようかと考えた時に

妖怪好きで怪獣好きのアッシの頭に浮かんだのは、大海獣、妖怪獣と同じ巨大キャラでした。

そう、原始さんです。

アニメの鬼太郎カラー版に登場したのを覚えている方もいるでしょう。

(カラー版鬼太郎は、鬼太郎の話ではない原作を鬼太郎ものにアレンジした話が多い)

もっとマニアックに「キンドコング」なんてのも浮かびましたが、

浅井企画にも版権申請が必要そうなので止めました。(あたりめえだろ)

というわけで原型製作。

今回は「これ」という見本よりも、扉絵、劇中、イラストなどイメージを総合して作りました。

強いて言えば「大水木しげる展」のポスターに使われたイラストがメインでしょうか。

  

おおまかにプロポーションを出しながら作っていきます。

特に体毛は大海獣ほど書き込まれてはいないものの、無いわけではなく、

かと言って、描かれた部分だけモールドを入れるのも変だったので、

類人猿のつもりでゴリラの体毛を参考にモールドしました。

 

顔の表情も何度か試行錯誤して原型完成。ソフビにしました。

  

パーツは5パーツ。上半身、下半身、右腕、左腕、こん棒の先端です。

当初、こん棒は脱着可能を考えていましたが、そういうミニパーツは無くすと悲しいので止めました。

ご覧のように、スタンダードサイズのソフビに近い大きさです。

それでは、いつものように劇中イメージを再現してみましょう。原作を片手にご覧下さい。

(いつもながら、単にコレがやりたいがためにソフビ作ってる気がする)

 

 

最後は朋友「ぶたのはな」さんの原始人セットにも出演していただきました。

(勝手に使ってすんません)

         

さて、話はそれるようですが、ウチの作るものは、常に「萌え」とは真逆であります。

「萌え」フィギュアは細部、例えばスカートの中が作り込まれていることが重要なようで

WFなどのGKイベントでは、某大学教授のように手鏡で(無実だ!)ディスプレイされている

フィギュアのスカートの中を覗く人もいるらしいですな。

こんな風に。

では、「萌え」とは真逆の「原始さん」を同じように手鏡で見るとどうなるでしょうか・・・

あっ!

それでは、イベント・ネット通販でお買い求め下さい!