「オリジナル怪獣総進撃」と題してコラボレーション参加したデザインフェスタ。
来られなかった方も少しでもイベントの雰囲気を味わってもらえればなと。

               

2004年5/8〜9 デザインフェスタ19
場所・東京ビックサイト ブース配置・C−899

 

コラボと言うことで、めちゃめちゃ多くの怪獣達を展示しなければならないため、初日は早くからディスプレイ。
にも関わらず、アッシは前日の映像仕事が朝までかかり、皆様に多大な迷惑をかけてしまいました。
本当にすんまへん。(しばらく人の遅刻に文句が言えねえ)

 

壁面にはPICOPICOさんによるコラボ・チーム名と言うべき「怪獣派」の掛け軸と
店主みたかさんがお寺でイベントのヒット祈願をした霊験あらたかなお札を掲げました。

 

そして、今回のコラボの目玉と言える努さんによる巨大画が壁面を飾ります。
このために努さんは早くから参加者の怪獣デザインを受け取り、一大パノラマを描いたのでした。
これをスキャンし、ロール紙にプリントアウトしてくれたのはおうしまさん。
左上に飛んでいる忍者怪獣はおうしまさんデザインです。

このカオスとも言うべきコラボをまとめ上げたのは、店主みたかさん。
参加者のプロフィールなんかをまとめた「オリジナル怪獣総進撃とは?」なるパンフレットも作成し、
来場者にアピールしてくれました。
ほんま、これでも見ないと良識ある人には理解出来ないコラボやからなあ。
つうわけで、参加アーチストの作品をチラリホラリとご紹介しましょう。
        

PICOPICO

 

質・量共に群を抜くPICOPICOさんは、これまで個展で展示・販売してきた
作品集本「怪獣」、ファンド製の10センチほどの人形や・・・

 

ぬいぐるみ、スカルピーで造型されたケシゴム風味、食玩風味のフィギュア、ボトルキャップなんかを出展。
PICOPICOさんの場合は、これら全てが手作りのワンオフものであるところが凄いのです。

増山努

今回、巨大画で来場者の度肝を抜いた努さんは、作品集をファイルにして展示。
描き下ろしの表紙は、PICOPICOさんの怪獣本が小学館風味なのに対し、秋田書店風味になっておりやす。
 

そして、根っからのアーチスト努さんは、現場でも作品を制作。
隣は「フジロックフェスのゴミ箱を飾ろう」ってことで会場でアーチストに描いてもらうブースだったのですが、
努さんは、筆を選ばず電撃参加。兎怪獣を刻み込みました。フジロックに行かれる方は是非 兎怪獣を探してみて下さい。

ドリームロケット

ドリームロケットさんは勿論、グモーズ、ギルモスを展示・販売。ホビー系じゃないお客さんが多いデザフェスで
個人ソフビの存在を強烈にアピールしていました。次回作 地底怪獣ガズラーが早く見たいですぜ。

マキビシ

 

ワンフェスでは当日版権で円谷怪獣のソフビを出しているマキビシさんは、オリジナル怪獣に初挑戦。
その名もサメの怪獣「ザメオン」!!画像では伝わりにくくてスマンですが、驚くべきボリューム感があり
インダストリアルクレイで造型された原型を見ただけでソフビになった時の期待感が高まってしまいやす。

おうしま

前回のデザフェスでウチと隣になってしまったために参加することなったおうしまさんは、フリーペーパーを出展。
漫画やイラストに画像にもある「グラさん」のペーパークラフトもあって、小さい中に楽しさが詰まってやす。

まきの

まきのさんは、オリジナル宇宙人「ジェクリナ星人」をキーチェーンマスコットにして展示・販売。
カラーキャストで複製し、塗装。キーチェーンが付けられユラユラする姿は、一番デザフェスにマッチしてやした。

V3

ウチの若い衆=V3は、「エーゲスX・プロモーションパンフ」なるミニブックを出展。
エーゲスXとは何か?疑問はつきませんが、近日 HPを開設するようなので、それを見れば分かるでしょう。

サンガッツ

 

そいでもってアッシは、GWイベント三連発の最後を締めくくるべく参加。
GW限定のクリアバタイユはライトアップして綺麗に展示してもらいやした。透き通っとるのう。
商品達は、ドリームロケットさん商品と共にフックにかけて展示・販売。
ここだけオリジナル怪獣ソフビ玩具店みたいになってやす。

        

デザインフェスタは、WFなどと違い、出し物は立体物だけではありません。
イラスト、ドローイングは勿論。映像、ファッション、ミュージシャン、パフォーマンスと出展者のジャンルも
多岐に渡ります。ですから、訪れた方々も実にバラエティに富んでいて面白かったですよ。

  

てなわけで、アッシらは怪獣という誰にも頼まれてないテーマで2日間をやり遂げました。
アート系イベントではいつも言ってるコトですが、ぶっちゃけ大半の参加者は若い!
恐らく、思い切り特撮黄金期以降の生まれの方々ばかりでしょう。
でも、アッシらは子供の頃から怪獣に親しみ、成田先生に代表される芸術家の手による
芸術に触れてしまってるのです。つまりアッシらにとっちゃ「芸術は怪獣」なのです。
この怪獣をテーマとしたコラボは、今回一回では終わらないでしょう。
出来れば、どんどん新しいオリジナル怪獣にも参加していただいて、広げていけたらと考えておりやす。
   

それでは次回の「怪獣派」の活動に乞うご期待!